あまり車に乗らない人ほど要注意!?走らなくても勝手に傷む車のパーツ

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/04/13

車のパーツ

車に頻繁に乗らないからこそ、車のパーツが傷むことがあることを知っていますか?この記事では、車を置きっぱなしにしている人こそ注意したい、劣化しやすい車のパーツや点検方法などを紹介します。ぜひ車を点検する際に役立ててください。

置きっぱなしにするとタイヤが変形する

車を置きっぱなしにすると、車のパーツにどのような変化が現れるのでしょうか。まず変化のひとつはタイヤの変形です。

12か月ほど置きっぱなしにした場合はそれほど問題ありませんが、半年ほど置きっぱなしにするとタイヤが変形してしまいます。

ゴムパーツのタイヤは適正な空気圧が満たされていることではじめて性能を発揮します。空気圧は、正常な状態でも少しずつ抜けていき、1か月で約510%低下していくのです。

このように空気圧が足りなくなったタイヤが長時間放置されると、徐々に変形が見られるようになります。とくに外の駐車場に置きっぱなしにされている車であれば、紫外線によってゴムが劣化していくこともあります。

また、高温にさらされ続けるなら、ゴムにひび割れが入ってしまうこともあります。屋内保管されている場合でも、タイヤの一か所が潰れた状態で保管されているとゴムに癖がついてしまいます。その結果、タイヤの一部はフラットになってしまうこともあり得るのです。

さらに、サスペンションについても、ずっと動かさないでいるならゴムの変形や可動部にサビを発生させる原因になるでしょう。駐車期間が長くなってしまった場合でも、定期的に空気圧のチェックをするようにしてください。

また、車を長く停める場合は、日陰で涼しい場所に置くようにしましょう。雨が降り込んできたり、排水溝が近かったりする場所はなるべく避けるべきです。

鉄ホイールの場合はとくに、湿気があるならゴムが劣化するだけでなくサビにつながる可能性があります。タイヤの変形を防ぎたいのなら、タイヤカバーで保護することもおすすめです。

エンジンオイルが酸化するとタンクが傷む!

車を長期間放置すると、エンジンオイルが酸化してしまうこともあります。一般にエンジンオイルというものは、走行距離が交換の目安です。

そのため「走行していないので交換しなくてもいいのでは」と思う人もいることでしょう。しかし、そのままにしておくなら、大気中の酸素によってオイルが酸化してタンクが傷んでしまうのです。

また、エンジンの内部にも悪影響をおよぼすこともあります。そのため、車を長期間動かさないとわかっているときは、エンジンオイルを交換してガソリンも満タンにしておきましょう。そうすることにより、タンク内の空気量を減らすことができ、オイルの酸化を防げます。

購入したあとも消耗品の交換・点検しよう!

車を購入した後は、消耗品の交換や点検をしっかり行いましょう。消耗品にはどんなものがあるのでしょうか。1つ目は、エンジンオイルです。エンジンオイルは走行距離3,000〜5,000kmで交換することが推奨されています。

オイルは車の血液ともいえる部分。交換せずに車を使い続けていると燃費が悪くなり、最終的にはエンジンの故障にもつながるでしょう。

2つ目は、オイルフィルターです。オイルフィルターの交換頻度は、エンジンオイルの交換2回に対し、1回ほど。放置すると汚れが溜まってしまうでしょう。オイル交換のタイミングにチェックしてみることをおすすめします。

3つ目は、エアクリーナーです。車は走行すればするほど、汚れがつくもの。目詰まりがひどくなっていくと、勢いよくエンジンに送り込むことができなくなります。エアクリーナーを交換するなら、きれいな空気をエンジンに取り込めるだけでなく、大量の空気を送り込めるようになるでしょう。

4つ目は、エアコンフィルターです。ついつい忘れてしまいがちなエアコンフィルター。防カビ・抗菌・花粉予防などの効果もあるので、しっかりチェックしましょう。交換することでエアコンの風がしっかり届くようになります。

5つ目は、ワイパーです。ワイパーの調子がよくないと変な音がしたり、しっかり窓を吹き上げられなくなったりします。ワイパーは雨や雪の日には必須な部分なので、調子が悪いと思ったら早めに交換しておきましょう。

6つ目は、ブレーキオイルです。ペダルの踏力を各車輪のシリンダーに伝えて、ブレーキを利かせるという役割を持っています。交換しないと、ブレーキが利かなくなることも。ブレーキオイルは動かさなくても劣化していくため、定期的な交換が必要です。自分で点検しないのであれば、車検のときに交換してもらいましょう。

 

車にそれほど乗らない場合であっても、車の劣化は進んでいくものです。車を長時間置きっぱなしにするとなると、タイヤは徐々に変形し、エンジンオイルは傷んでしまいます。

長期間車に乗らないことがわかっている場合は、エンジンオイルを交換してガソリンも満タンにしたうえで日陰かつ涼しい場所に車を置いてください。車は定期的に点検を行い、長く使い続けていきましょう。

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