車庫証明書とは?車を購入する際に必要な書類について解説

公開日:2022/02/15  最終更新日:2022/02/25

車を購入したり、家族や友人から譲り受けたりする場合は、車庫証明書を取得する必要があります。新車の購入時などにディーラーの担当者に申請を任せることもできますが、自分が所有者となる車のために手続き方法を知っておくと安心でしょう。そこで本記事では、車庫証明書の役割や申請方法について解説します。

車庫証明書とは

車を所有する際には、さまざまな申請を行う必要があります。たとえば、ローンの申請をしなければならない方もいれば、加入する保険の申請をしなければならない場合もあるでしょう。そして、車を所有する際に行う大切な申請の一つに、車庫証明書を取得するというものがあります。

そして、車庫証明書は新車の購入時だけでなく、家族や友人から車を譲り受ける場合にも申請が必要です。つまり、自分名義の車を所有する際には、必ず申請しなければならないものなのです。

そもそも車庫証明とは、どこに車を保管するのかを証明するために取得するものです。しかし、車の保管場所を申請する必要性について疑問を感じる方も一定数いるのではないでしょうか。

もちろん、自分自身の名義となっている土地を所有している場合は、敷地内であればどこに車を置いても問題ありません。しかし、どこにも車の置き場所がない状態で車を所有してしまうと、公道に車を置いたり、長時間路上駐車をしたりすることになりかねません。

そして、毎年多くの車が購入されたり、所有者が変更されたりしている中で、保管場所が明確でない車が増えてしまうと公道の秩序が乱れることになってしまうのです。つまり、車の保管場所を巡ってトラブルになることを防ぐためにも、車を所有する時点でどこに置くのかを明確にしておくことが法律で定められているのです。

ただし、一緒に住んでいる家族から車を譲り受ける場合などで、車の保管場所に変更が発生しない場合は申請する必要がありません。また、軽自動車の場合は、申請が不要の地域もあります。

車庫証明書を取得する方法

車庫証明書を取得する場合は、車を保管する場所を管轄している警察署に対して申請を行います。そこで、まず警察署に行き、申請に必要な書類をもらうようにしましょう。

申請時に必要な書類は主に4種類あります。まず、車両の種類や保管場所、車の利用者の情報などを記載する2種類の書類があります。また、所在図と呼ばれる、保管する場所を図面で証明するための書類も提出します。

さらに、保管場所が自己所有している土地の場合、保管場所の使用権を承諾するための書類にも自分で記入を行います。ただし、賃貸物件の駐車場や月極駐車場など、自分名義でない土地を保管場所として利用する場合は自分で書類に記入せず、土地の所有者に記入を依頼しましょう。

また、申請が承認されるまでの期間は、軽自動車の場合は即日、普通車の場合は37日前後かかることが一般的です。とくに都会の土地で、スペースがあまりない場所に対して申請を行う場合は、担当の警察官が直接保管場所に行き、問題なく駐車できるかを確認する場合があります。

したがって、直接確認が行われる場合は、想定よりも承認に時間がかかることもあるため、余裕をもって申請することをおすすめします。また、車の購入自体は車庫証明を取得していない状態でも進めていくことができます。しかし、納車のタイミングで証明書が取得できていないと、納車ができなくなってしまうので注意するようにしましょう。

車庫証明で気を付けるポイント

車庫証明は、どこでも申請できるわけではなく、法律で基準が定められています。まず、自宅から半径2キロ以内でないと申請を行うことができません。つまり、自宅から遠く離れた場所に申請することはできず、自宅近くに保管場所を確保する必要があります。

また、仕事が忙しい場合など、自分で申請を行うことが難しい場合は、代理人に申請を依頼できます。そこで気を付けておきたいポイントとして、委任状を作成しておくことが挙げられます。

代理人が申請を行う際、必ずしも委任状が必要なわけではありません。しかし、書類に不備があった場合、委任状がなければ代理人がその場で修正できず、一度持ち帰って本人が修正しなければならないのです。したがって、書類不備があった際にもスムーズに申請を進められるよう、委任状を作成しておくことをおすすめします。

最後に、申請が承認されたら保管場所標章というシールを車のリアガラスの見える位置に貼っておくようにしましょう。申請が承認されるとシールが交付され、リアガラスにシールを貼り付けることが決められているからです。

 

新車を購入する場合や、車を譲り受ける際に保管場所の変更をともなう場合などには書庫証明書を取得する必要があります。申請を行うためには必要書類を不備なく提出する必要があり、普通車では申請に1週間程度かかります。

また、新車の購入時は、車庫証明がない状態で納車を行うことはできません。つまり、証明書が必要な場合は、余裕をもって準備することが大切だといえるでしょう。

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